🏥 児童発達支援センター・放課後等デイサービス
発達の遅れや障害のあるお子様をサポートする専門的な療育サービスについて、利用方法から費用負担まで詳しくご紹介します。
👶児童発達支援センター
- 対象年齢:未就学児(0歳〜6歳)
- 支援内容:療育・生活支援
- 特徴:保育園や幼稚園に代わる選択肢
- 利用時間:平日の日中(施設により異なる)
🎒放課後等デイサービス(放デイ)
- 対象年齢:小学生〜高校生
- 支援内容:療育・学習支援・社会性トレーニング
- 特徴:学童保育に相当する位置づけ
- 利用時間:放課後・長期休暇中
💰 費用負担について
どちらも児童福祉法に基づいた「障害児通所支援」であり、自治体の障害福祉課に申請して「受給者証」を取得すれば、利用料が公費負担されます。 ただし、世帯収入に応じて月額の利用者負担の上限金額が設定されており、前年度の世帯収入890万円までの世帯の場合は月額4,600円。890万円以上の世帯の場合は上限が37,200円になります。 自治体によってはこの自己負担金額も還付される場合があるため、各自治体の児童発達支援のページを参照してください。
📋 利用までの流れ
1
相談・情報収集
保健センターや発達相談窓口、小児科で相談。幼稚園・保育園の先生からの勧めで知るケースも多い。
2
受給者証申請
自治体の障害福祉課へ「障害児通所支援受給者証」を申請。相談支援事業所で「サービス等利用計画」を作成。
3
施設見学・契約
複数施設を見学し、お子様に合う場所を選ぶ。個別支援計画を作成し、利用開始。
🔍 情報収集の方法
- 自治体の公式サイト
- WAM NET(福祉・保健・医療の総合情報サイト)
- LITALICO発達ナビ
- 親の会・SNSコミュニティ
📄 やっておくと便利な手続き・制度
- 障害児通所支援受給者証の早めの取得
- 医師の意見書の準備
- 福祉サービス相談支援事業所との関わり
- 医療費助成・自立支援医療制度の確認
- 送迎サービスの確認
💡 保護者が知っておくと楽になるポイント
- 複数の施設を見学して「お子様との相性」を必ず確認すること
- 契約前に「支援内容」「個別支援計画」「スタッフ配置」などを質問して比較する
- 利用料は原則1割負担だが、世帯所得に応じた「月額上限」があるため、実質的な費用負担は大きくない
- 放課後等デイは数が多く「当たり外れ」も大きいため、口コミや体験談の収集が重要